立民の小沢一郎衆院議員(78)が20日、ツイッターを更新。菅首相の著書「政治家の覚悟」(文芸春秋)発売をあざ笑った。

 小沢氏は「自著まで改ざん。笑うしかない。『政治家の覚悟』ではなく、「不正隠蔽と公文書改ざんの覚悟」が正解。副題にある『官僚を動かす』は『自分とお友達のために』が抜けている」と指摘。

「一度書いたことは消せるものではない。いずれにせよ政治家として本を書く覚悟が全く足りていない。恥の上塗りにしかならない」とこき下ろした。

 著書は野党議員時代の2012年に刊行した「政治家の覚悟 官僚を動かせ」を改訂した新書。官房長官時代に行ったインタビューが追加収録される一方で、民主党政権を批判しつつ、公文書管理の重要性を訴えた記述が削除された。