民主の女神〟こと香港の民主活動家・周庭(英語名=アグネス・チョウ)さん(23)が17日、ツイッターを更新。ディズニー映画「ムーラン」を巡り、自身の見解をつづった。

 同作はディズニー長編アニメーション「ムーラン」の実写版で、古代中国を舞台としている。撮影現場のほどんどはニュージーランドで行われたが、一部を中国の新疆ウイグル自治区で実施。このウイグル自治区での撮影が物議を呼び、多くの民主活動家がボイコットを呼びかけている。

 周さんは「ディズニー映画『ムーラン』が公開されましたが、世界中で多くの人がボイコットしています。皆さんも、観ないでください」と呼びかけた。

 その理由について「強制収容所などの人権侵害問題があるにも関わらず、映画のエンドロールで新疆ウイグル自治区広報部などの中国政府機関に謝意を示していた」と説明。

 続けて同映画の主演女優リウ・イーフェイ(33)の名を挙げ「主演女優が去年の香港民主化運動について香港警察を支持した」と明かした。