モデルでユーチューバーとして人気のねお(19)が24日、所属事務所のVAZと契約を巡ってトラブルになっていることが分かった。母親がブログで訴えた。

 若者の間でカリスマ的人気のねおはSNS総フォロワー480万人超、ユーチューブチャンネル登録者数は93万人を超えている。4月までファッション誌「Popteen」の専属モデルとして活動。現在放送中のドラマ「警視庁・捜査一課長2020」(テレビ朝日系)にもゲスト出演した。

 一方、VAZはユーチューブなどの動画クリエイターを多く抱える事務所として有名だ。かつてヒカルなど有名ユーチューバーが所属していた。

 ねおの母親は自身のブログに「事実」というタイトルの記事をアップ。「最近、ねおのYouTubeが上がらない事を不思議に感じられた方も多いのではないでしょうか。あの子自身身動きがとれない現状に置かれ苦しみ悩む日々を送っています」とした上で「少し前からVAZには退所の意向を何度も伝えています」と告白した。

 理由としては報酬の不当さを挙げ「年間にして数千万円のYouTube収益が出てても、月に30万ほどしか報酬が渡されない月も存在しています。案件にいたっても契約書に何も記載されていないのに、、年間数千万円ほどのお金が取られています」

 また、マネジャーが現場放棄したり、事実ではない契約期間の満了日を教えられたりしたこともあったという。「ただただ不信感が募り、、これ以上、事務所にねおをお任せする事はできません。何より結んでいない、記憶のない契約書が出てきています。私は書いていません。犯罪ではないか?と感じる内容が存在します」と告発した。

 現在、弁護士を通じて契約解除の話し合いをしているという。「未成年である子を騙し今までやられた行為は許される事ではありません」「ねお自身が退所問題を抱えこのままでは全ての活動が止まってしまう事への不安。親として子供の日々の努力を支え応援する気持ちを踏みにじられる行為は許される事ではありません」とした。

 これを受けて、ねお自身もツイッターを更新。母親のブログのリンクを張り「お母さんのブログです…。ありがとう」とツイートした。