音喜多駿参院議員(36)が7日、ツイッターを更新。個人の見解と前置きしたうえで、レジ袋有料化に疑問を呈した。

 音喜多氏は「7月1日からスタートしたレジ袋有料化。これは明らかに購買意欲を阻害している感じがするし、少なくとも経済政策としては間違った悪手に感じる」と、レジ袋有料化が経済悪化の一因となっている可能性を指摘。

「コロナ感染が収まらない時期にスタートしたことも疑問。環境に対する効果のエビデンスも含めて、しっかり検証して問題提起していきたい」と抱負を述べた。

 レジ袋は全プラスチックごみの2%程度。海洋プラごみの1%にも満たないといわれている。そもそも、プラスチックになるのは全石油の3%ほど。石油精製時に必ず出るポリエチレンを原料に作られており、品物を入れた後もごみ袋として利用できるなど〝エコ〟な側面もある。

 それに対し、エコバッグは50回以上使わないと、ポリ製レジ袋よりCO2削減効果が出ないとされる。さらにコロナ禍では感染防止の観点から、ポリレジ袋を使うべきだとの声も上がっている。

 音喜多氏はこうした幅広い意見から、科学的な裏付けを基に、ベストな方法を探っているようだ。