東京・北区都議補選(5日投開票)にホリエモン新党から立候補している新藤加菜氏(27)のアベノマスクブラポスターに1日、〝修正〟が入ることになった。

 新藤氏のアベノマスクをブラジャー代わりにした選挙ポスターは、公開前から物議を醸していた。法的に違反していないことは、選挙管理委員会でも確認されているが、共産党の池内沙織前衆院議員(37)はツイッターで「女性を差別し続け性的に消費し続けるという宣言と受け取った」と猛批判。「#選挙を使ったセクシュアルハラスメントに抗議します」とのハッシュタグを使い、拡散するよう呼び掛けていた。

 新藤氏自身は「過激フェミニストによる女性への逆差別には断固として反対する」と圧力には屈しない姿勢を見せていたが、ホリエモン新党の立花孝志代表は、ネット上で批判がエスカレートしている状況に最悪の事態を杞憂する。

「匿名でのツイッターでの過剰な攻撃が相次いでいて、これは多数派によるイジメ。本人は強い意志を持っているが、第2の木村花さんを出したくないし、多様性と言いながら認めない共産党に抗議の意味もある」(立花氏)。

 ポスターのブラ部分にNHK撃退シールを張って、〝ブラ隠し〟で修正する措置を取ることになった。