東京都知事選に立候補した、れいわ新選組の山本太郎代表(45)が18日、東京・新宿駅南口で街頭演説を行った。

 山本代表は「私が知事になったら、東京都として、新型コロナウイルスを災害に指定します」と宣言し、その上で「全都民に10万円を給付します。第2波、第3波が来たときも10万円を給付。新型コロナによる困窮学生に授業料1年間免除。中小企業・個人事業主の前年度事業収入と今年度事業収入のマイナス分の補償。病院を潰さないため、減収に対し、災害時と同様の前年度診療報酬支払額を補償する」などの政策を発表した。

 政策の予算について山本代表は「4千億円程度。緊急政策15兆円を考えている。地方債を発行し、都の独自で資金調達をする」と説明。

 さらに1年延期された東京五輪、パラリンピックの開催は「中止でいいと思っている。まずは特効薬、ワクチンができるまでは中止する。当たり前」と主張した。