槇原敬之容疑者(本名・範之=50)が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されたことで、「重大なメッセージが完成した」と、ネットの陰謀論者の間で騒がれている。

 ここ数年、大物芸能人の薬物逮捕が続いている。昨年11月に沢尻エリカが麻薬取締法違反容疑で逮捕され、今月6日に懲役1年6月、執行猶予3年の判決が下された。歌手のASKAは14年5月、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され、懲役3年、執行猶予4年の判決が言い渡された。昨年3月、麻薬取締法違反容疑で逮捕されたピエール瀧は懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決。そして今回、槇原容疑者が逮捕された。

 沢尻(S)、槇原(M)、ASKA(A)、ピエール(P)と、4人の頭文字を並べると、「SMAP」となる。SMAPを代表する「世界に一つだけの花」を作詞作曲したのは槇原容疑者だ。

 ネット上は、「頭文字で『SMAP』結成だ」「『世界に一つだけの花』を完成させるための逮捕だったのか」「偶然じゃない」と騒然。さらには「沢尻ではなく酒井法子でも『SMAP』結成が可能」「田代まさしもマーシーのM」「一般人だとPが埋まらない。さすが芸能界」などと感心する声も。

 ちなみに他の薬物逮捕芸能人の頭文字を並べると、別のジャニーズグループもできる。田代まさし被告か田口淳之介(T)、岡村靖幸(O)、小向美奈子(K)、いしだ壱成(I)、押尾学(O)で「TOKIO」だ。

 単なる偶然なのか、必然なのか。陰謀説に詳しいオカルト研究家の山口敏太郎氏はこう語る。「陰陽思想では現象や団体・個人は全く似たようなものが陰陽裏返しで現れる場合がある。今回は国民的アイドルのSMAPが解散してしまったために、陰陽的にその裏返しとして闇のSMAPが生まれた感じである。薬物で“世界に一つだけの花”は咲かすことができない。このような悪のアイドルユニットは見たくないものである」と指摘している。