女優・杏(33)との離婚危機に直面している俳優の東出昌大(31)が生き地獄を味わっている。主演ドラマ「ケイジとケンジ」(テレビ朝日系)の最新平均視聴率は、前回より2・3%もダウン。このまま右肩下がりが続けば、打ち切りも現実味を帯びてくる。さらに不倫相手の女優・唐田えりか(22)も、レギュラー出演中の連ドラを緊急降板。同時期にドラマに出ている2人を“抹殺”するには、これ以上ないタイミングだ。そのウラにあるものとは――。(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

 円満と思われていた杏、東出夫妻に飛び出した不倫報道。「週刊文春」によれば、杏が第3子を妊娠しているころから、東出と唐田は約3年間にわたって不倫関係にあったという。

 堪忍袋の緒が切れた杏は1月上旬、東出を自宅マンションから“追放”。ほどなくして“文春砲”のエジキとなった。

 東出の所属事務所は記事について「ほぼ事実」と全面降伏。唐田もその流れに従い、謝罪コメントを発表した。

 好感度が高くイクメンで通っていただけに、東出のイメージダウンは深刻だ。CM数社は慌てて東出の画像や動画を削除。代理店関係者によれば「すべて契約解除になる見込み」という。

 始まったばかりのドラマ「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」にも大きな影響を与えた。初回放送(16日)で12・0%だった視聴率は、23日の第2話で一気に2・3%も大幅ダウン、9・7%に急落した。不倫報道が原因かは断定できないが、お茶の間が東出に「NO」を突き付けたと解釈できる。

 芸能プロ関係者は「東出にとっては生き地獄。ドラマはまだ始まったばかりで、数字が下がればすべて彼のせいになる。共演者にも合わせる顔がない。スポンサーも大激怒で、このまま低迷すれば、1~2話カットして早々に打ち切るだろう」と話す。

 不倫相手の唐田も大ダメージを負った。彼女もまた、伊藤英明主演のTBS系ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」にレギュラー出演中だったが、24日になって出演自粛を発表。所属事務所はホームページで「今回お騒がせしてしまった報道を受け、反省し、検討した結果、出演自粛に至りました」と説明している。

「唐田はインスタで“におわせ”を連発していたため、アンチが急増中。ネット上は唐田が画面に映ればブーイングといった状態なので、今回の決定は致し方ない。彼女もこの日、批判に耐えきれなかったのか、インスタのアカウントを削除した」(同)

 それにしても、同時期に連ドラ出演している2人にダメージを与えるには、これ以上ないタイミングだ。しかも1月期のドラマは、始まったばかり。あまりのタイミングの良さに一部では「記事の正確さから杏本人、もしくは極めて近しい人物がリークした」ともウワサされている。これが事実ならば、文春砲が炸裂した時点で、杏は離婚を覚悟しているどころか、東出と唐田に天誅を食らわす気満々だ。

 とりわけ本紙を含めたマスコミ各社が舌を巻いたのは、東出の別居先のマンションを特定するスピード。今月上旬に別居したにもかかわらず、その10日後に東出の現在の住まいを特定し、文春は直撃をかけている。某有名週刊誌の幹部社員は次のように語る。

「この仕事をやってたらわかるが、別居後10日ほどで東出の新しいヤサ(自宅)を割り出すなんて不可能。仮に割れても仕事用で借りている可能性もあるわけだから、裏取りに相応の時間がかかる。そう考えると、とんでもなく確度の高い情報を文春は入手したのだろう。そんな情報をリークするとなると、杏サイドの可能性が高い」

 東出と唐田が一番ダメージを負うタイミングはまさに今…。だとすると、ウラに緻密に計算された“復讐プラン”があるのかもしれない――。