20日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」は、タレントの木下優樹菜(31)が“恫喝DM”で活動自粛した騒動を特集。同局の玉川徹氏(56)は「ママタレのイメージが木っ端みじんになった」と指摘した。

 番組では木下の姉とママ友の女性店長を独自取材。店長がオーナーで姉は従業員という立場だ。木下は7月、自身のインスタグラムで姉が勤務するタピオカ店を宣伝。しかし3月後には「もうお店には行かなくて大丈夫です」と投稿。姉と店のトラブルがあったことを公表し、批判に転じた。

 玉川氏は「炎上具合がものすごいんですよ。ヤフーニュースのコメントを見ると、どれくらい関心が持たれているのか分かるんですよ。このニュースは関心があるなっていうニュースは100ぐらいを超える。(木下のニュースは)1万以上なんです。通常の関心あるニュースの100倍で、ほとんどが批判です」と炎上具合を解説した。

 木下の行動について「最初に聞いたときに、別にイメージ的に不思議はなかったんです。だって、ヤンキーでしょ。元ヤンキーっていうより、ヤンキーそのものじゃないですか」と語気を強めた。インスタグラムのフォロワー数で日本国内5位を誇るママタレだが「みんなそれは知っているフォロワーなんだろうなと思っていたんです。違うんですね」と話した。

 好感度が高いママタレとして支持を集め、世の中の人はビックリしていると説明されると「僕はイメージそのものだと思ったんですけど、世の中はそうじゃなくて、だからこそこれだけの大事になった」とコメント。「せっかくヤンキーイメージからママタレイメージに変えたんでしょうけど、これで木っ端みじんですよね」と続けた。

 今後について玉川氏は「これからはママタレとして、やっていくのは、ほぼ不可能でしょうね。作ったイメージの部分が、もともとのイメージが出ちゃったということかもしれないんだけど、木下さんからしたら大損でしょうね」と指摘。「イメージって虚像だから。作られたものである部分が多いわけです。それが実態が出ちゃうと全部パーになっちゃう。そういう話なのかな」と締めくくった。