大相撲の荒磯親方(元横綱稀勢の里=33)が25日、東京都中央区の茨城県アンテナショップ「IBARAKI sense」オープン1周年記念イベントに出席した。
同県出身の荒磯親方は台風19号に襲われた地元について「ニュースで茨城の被害を見た。つらい現状を感じた」と心を痛めた。特に農家の被害は甚大。「現役中は茨城の食材を差し入れしていただいた。大根、梨、米。たくさん食べて体も大きくなって、強くなった」と感謝しているだけに「少しでも復旧していただきたい」と真剣なまなざしでエールを送った。
先月29日には断髪式を行った。スッキリしたヘアスタイルに「だいぶなじんできた」そうだが、「これまで床山さんに結ってもらっていたが、自分でセットするのは新弟子のざんばら髪以来で、慣れないところはある」と頭をかいた。