演歌歌手の氷川きよし(41)が30日、さいたまスーパーアリーナで開催されたアニメソングコンサート「Animelo Summer Live(アニサマ)」に出演した。

 今回で15回目を迎えた世界最大級のアニソン公演で、19組57人のアーティストが参加。2万8000人の観衆が駆け付けた。

 同公演に2年ぶり2度目の登場となった氷川は、ヒット曲「限界突破×サバイバー」など2曲を熱唱。いつもの和装ではなく、ブラックのシースルーからホットパンツがのぞく挑発的な衣装だった。

 本人は「パンツは(自分としては)きつい。(脚に)筋肉がついていないので」と頭をかく。それでも、自身を「ブラックきよし」と表現し、「解き放たれた感じがあった」と満足げだ。

 演歌だけではなく、アニソンにも挑戦している。「どっちもいい。洋食と和食をやらせていただいている。どっちもおいしいじゃないですか」と“二刀流”を続けるつもり。四十路を超えても「落ち着かないで挑戦していきたい」と目をギラつかせた。

 仕事は相変わらず好調だが、悩みを聞かれると「野菜が好きすぎる。サラダバーで何度も(おかわりに)行く。お店の人に『すみません』と言いながら」と笑わせた。

 9月6日には大阪城ホールで、デビュー20周年記念公演を開催する。