タレントのラサール石井(63)が23日、ツイッターを更新した。

 石井は10月22日に行われる天皇陛下の即位パレードが自民党本部前を通過する新ルートになったことに対し、各メディアが沈黙していることを疑問視した。

「マスコミや報道番組はワイドショー化し、政府は大手芸能事務所化した。メディアは完全に制圧された」と安倍政権による圧力が背後にあるとの見方を示した。

 一部では安倍政権による「皇室の政治利用」と批判する声もあり、鳩山由紀夫元首相(72)もツイッターで語気を強めた。

 しかし、全体的には祝福ムードが圧倒的だ。石井は報道は全体主義的にならず、多様性を重視すべきとの考えを主張。
 
「各放送局の若き心ある人々よ。このままでいいのか。百歩譲って現政権がこのまま続くのを許したとしても、皆さんは真実を圧力で曲げないで我々に伝えて欲しい」と未来を担う若手局員らにメッセージを投げかけた。