明治天皇のやしゃごで作家の竹田恒泰氏が23日、インターネット番組「真相深入り!虎ノ門ニュース」に出演し、鳩山由紀夫元首相(72)に言及した。

 鳩山氏は、10月22日に行われる天皇陛下のパレードについて「パレードコースを見て驚いた。国道246号を真っ直ぐ行けば良いものを、わざわざ自民党の脇を通ることになっている。天皇陛下の政治利用極まれりだ」と苦言を呈した。

 これに対し、竹田氏は民主党政権時代に鳩山氏こそが陛下を政治利用したと反論。

「自民党の前を通るのを天皇の政治利用と言ってるんですけど、このオッサン、総理の時、あんた何したんだ? って話じゃないですか。当時、中国の国家副主席だった習近平を『明日行くから(陛下と)会わせろ』的な強引は話で天皇陛下、上皇陛下に強制引見させたわけですから」

 竹田氏は皇室の国際親善について「30日ルールって決まっていて、皇室の国際親善というのは全ての国を平等に扱うということを大切にしてきた」と補足。

「『中国だけ特別扱いをしろ!』ということを政権が進めてやっちゃったわけですから」と鳩山氏を批判した。

「それはお願いしたら、内閣の要請だったら、陛下はお受けになるでしょうけども、こういう『皇室を政治利用する』っていうことを、何のちゅうちょもなくやったのがこの男。どの口が言っとんじゃと。全くどの口が言っとんじゃ、ボケ!」と声を荒らげた。

 最後は「(鳩山氏は)中身ないですよね~」「黒歴史ですよ」とため息をついた。