タレントのデヴィ夫人(79)が22日、ブログを更新し、小学校の教科書で北海道が白塗りにされる問題に怒りを爆発させた。

「信じられない!北海道以北、領土外」と題したデヴィ夫人。

「来年度から使用される小学校の教科書で、江戸時代初期の日本を赤く塗った地図が文部科学省の検定により、北海道以北を白くする修正が行われました」と一部報道を引用。

「なぜ北海道以北が日本と同じ色ではないのでしょうか? 信じられません 北海道は『日本』ではないのですか!?」と大いなる疑問を突き付けた。

「北海道以北を『日本』から外したことに強い違和感と怒りを感じます」

「教科書で学ぶ子供達に、北海道以北が日本ではないかのような誤解を与える恐れがあります」と至極、まっとうな主張を展開。

「修正が行われたのは小学6年生用の社会科教科書。検定について文部科学省は『当時は江戸幕府の支配が北海道全域に及んでいないため』と説明していますが、江戸時代初期の1644年、幕府が諸藩に国絵図の提出を命じ、作成された日本地図『正保御国絵図』には『くなしり(国後)、えとほろ(択捉)、うるふ(得撫)』の島名が記され北海道はもちろん、北方領土が日本固有の領土であることを示す証拠となっています」と強調。

「そもそも、江戸時代以前から、松前藩が進出しています。このような事実を無視して、『日本』から外すような文科省が修正をする意図が理解できません!! 地図は領土問題の証拠になる重要な資料です。これでは北方領土及び北海道さえも日本固有の領土ではないと疑いを抱かれます! それが教科書ならなおのこと! 来年度の使用の前に即刻修正しなおすべき!!と、全国民は 声を大にして叫ぶべきです!」と語気を荒らげた。