元「つばきファクトリー」で現在はソロとして活動する小片リサ(23)が6日に神奈川県川崎市のクラブチッタでカバーアルバム「bon voyage!~risa covers~」(15日リリース)の発売記念イベントを行った。

 小片は今年6月1日からソロ活動をスタート。ライブは事務所の先輩にあたる歌手・森高千里のカバー曲「道」でスタート。観客席にライトオレンジの光がともり、歌唱後には「今日はたくさんの方々に来てもらえて、うれしいです」とあいさつ。会場からも拍手が沸き起こった。

 2曲目には「雨音はショパンの調べ」(1984年、小林麻美 withC―POINT)。3曲目は歌手・松原みきのデビュー曲をカバーした「真夜中のドア~ stay with me」。同曲はここ近年の世界的シティポップブームの中でも代表曲の1つとして、人気を博している。

 イベントではサプライズで「つばきファクトリー」のメンバーが祝福に登場。小片とつばきのメンバーは、活動をめぐって〝ボタンの掛け違え〟が起き、複雑な感情を抱えていた時期もあったが、この日、そのモヤモヤが払拭された形だ。

 リーダー・山岸理子からは「りさまる、ファーストアルバムリリースおめでとうございます! 本当にりさまるの歌声は聴いてて心地よくて、癒やしを与えてくれると思うので、これからも皆さんにすてきな歌声を届けてください!」とエール。最後は全員で写真撮影を行った。

 小片は「本当にみなさんもビックリされたと思うんですけど、私もビックリしました」と正直に気持ちを語る。「こうやって活動できているのも、みなさんや周りの支えがあるからこそだということを本当にを実感しています。これからも、よろしくお願いします」と涙ながらに語った。