【モー娘・ロッキン直後の座談会(2)】モー娘“ロッキン大勝利”直後の「娘3人座談会スペシャル」を独占取材! 先週末「ロック・イン・ジャパン 2019 フェスティバル」に出演し、大成功を収めたハロー! プロジェクトのアイドルグループ「モーニング娘。’19」の石田亜佑美(22)、小田さくら(20)、森戸知沙希(19)が終演直後にその喜びを語り合った。

 石田:まさか、だよね~。ステージのスタンバイの時さ、私とちぃ(森戸)が上手(かみて)で、小田は下手(しもて)だったよね。

 小田:下手でした。

 石田:上手でスタンバイしていたメンバーはもう、半泣きだったんだよね。

 小田:そうなんだ。

 石田:ロッキンの代表の渋谷(陽一)さんが「モーニング娘。はロッキンに合わせるのではなく、自分たちのパフォーマンスで勝負してきた。それがお客さんも評価してくれてた」と言ってくださった時に、私は「私たちは私たちのままでいいんだ」って思えて…あ、今も泣きそう…。

 小田:私のお母さんが大の音楽好きで「渋谷社長なくしては日本の音楽は成立してないよ! ミュージックシーンを語るにおいて、必要不可欠な人だよ!」って。そんな人から名前を呼んでもらうのは一生に一度あるかないかだし、「モーニング娘。’19」って名前を呼ばれた時に、すごく光栄なことだなって。

 石田、森戸:泣いた~。

 小田:フードをかぶって、登場する演出だったので、みんなで一斉にステージを見た時の感覚といったら、胸が熱くなった! こう、何かが来た…。

 森戸:よかった~って。

 石田:声震えた~。

 森戸:普段の声とはみんな違いましたよね、いきみすぎてて(笑い)。

 石田、小田:(笑い)。

 石田:もう、写真で見たような景色だったので、客席にお客さんがいっぱいいて良かった~って。

 森戸:朝一番(10時30分スタート)のステージだったので、埋まるかな~とも思ってました。

 石田:メンバーみんなが不安だったので、あの時の安心感っといったら!「いるじゃん、いるじゃん~」って。

 小田:思わず笑顔になりそうだったけど、でも私は頑張ってかっこつけたよ?

 石田:私はニコニコッてしちゃった(笑い)。あ、でも、大丈夫、1曲目「みかん」のイントロでニコッとしたから。

 小田:あ、それなら大丈夫。

 石田:でしょ? それで曲がどんどん進んでいって「LOVEマシーン」の時に一回、感情のピーク来たよね?

 小田:なんか、それこそ、モーニング娘。の最高動員数ってさいたまスーパーアリーナの2万3000人だったというのを聞いてて…。で、このグループの20年の歴史の中で、最多のお客さんを目の前にしたわけですよ。

 森戸:その言葉だけでも…。

 石田:涙が出ちゃうよね。

 小田:「LOVEマシーン」はお客さんみんなが「手振り(振り付け)」をしてくれた!

 石田:うん。

 小田:いつもコンサートに来てくれる人以外もみんなですよ! それでやっぱり「この曲はすごい! ありがたい曲を歌わせていただいてるな」って感じた。

 石田:本当にね。

 森戸:歴史に感謝、先輩に感謝です! それがあっての今だなって。

 石田:だから、11人だけじゃなくて、歴代のメンバーみんなの気持ちで立てたグラスステージだったのかもしれない。

(つづく)