ハロー! プロジェクトのアイドルグループ「アンジュルム」のリーダー・和田彩花(24)が18日、東京・日本武道館で開催した春ツアー千秋楽「和田彩花卒業スペシャル 輪廻転生 ~あるとき生まれた愛の提唱~」でグループを卒業した。

 ライブの1曲目は「赤いイヤホン」でスタートし、メジャーデビュー曲「夢見る15歳」などを披露した。武道館に集まったファン1万2000人の中には先日、結婚した女優・蒼井優とお笑い芸人・山里亮太の姿も。2人は大のアンジュルム好きで知られ“アンジュルム婚”と話題になった。最後は人気曲「46億年LOVE」「友よ」でフィナーレを迎えた。

 和田は2004年、ハロプロエッグ(現ハロプロ研修生)に合格し、10年に4人組「スマイレージ」(14年12月に現グループ名に改名)としてメジャーデビュー。ハロプロ在籍15年は、最長にあたる。

 そんな偉大なリーダーが卒業し、次を任せられる2代目リーダーが竹内朱莉(21)だ。竹内は過去に「財布に27円しか入っていません!」と発言し、自らの貧乏ぶりをネタにするなど“三枚目キャラ”でファンから人気だが、グループを率いるリーダーとしては、まだまだ力不足感は否めない。

 終演後、本紙が和田に2代目リーダー竹内について聞くと、和田は「大丈夫ですよ!」と笑顔。

「ああ見えて、実はもうグループを引っ張っていってくれているんです。だから、何も心配していないです」(和田)と、舞台にいる時はお笑いキャラだが、裏ではしっかり者だという。

 あるテレビ局関係者は「竹内さんは“雑草魂”の持ち主。まだグループがいまの半分の6人組だったころ、イベントを行った際に報道陣が3人しか来ておらず『囲み取材じゃなくて逆に囲んだ取材だった』と悔しい経験もしているし、それがバネにもなっている」と力説する。

 竹内が“和田超え”を実現するのはいつか。