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女医おおたわ史絵が解説 清原容疑者が覚醒剤を断つ“最良の方法”


おおたわ史絵

 覚醒剤取締法違反容疑で逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)は今後、覚醒剤をやめられるのか? タレントとしても活躍する女医で、薬物依存の実態に詳しいおおたわ史絵は「人間の脳から出る様々な化学物質のうち、覚醒剤は高揚感、多幸感を引き出す化学物質に作用します。使った時の快感を脳が忘れられなくなり、脳が求めてしまう。そのうち薬が入った状態が普通になり、切れるとつらくなるんです」と説明する。

 薬を抜いても元に戻るわけではない。「1週間もすれば薬は体からすっかり抜けます。しかし脳は快感を忘れられず、薬を求めます。一度依存症になってしまうと、薬をやりたい気持ちがなくなる日は来ません。私の患者さんの中にも、やめて10年以上たつのに、急に暴れて手がつけられなくなる人がいます」と明かす。

 では清原容疑者は薬物と縁を切れるのか。「逮捕されたことは、薬物から抜ける最大のチャンス。社会的地位も信頼も全て失い、家族ともどうなるか分からないという、地に落ちるような経験をしました。やめるためにはこういう『底つき体験』がいい足がかりになるんです」(おおたわ)

 とことんまで落ちた経験が薬物に二度と手を出さないという強い意志のもとになるという。とはいえ薬物の再犯率は6割を超えており、簡単ではないのも現実だ。

 清原容疑者が覚醒剤を断つ最良の方法は「『ダルク』のような薬物依存からの回復を目指す施設で、人がやめる手助けをしながら、自分もやめると誓い続けることです。一人で耐えるのではなく、仲間と誓い合いながら克服し続けるしかないでしょう」と指摘した。

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