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“世界最高のプリマドンナ”ルネ・フレミング「東京国際コンサート」に降臨


ルネ・フレミング(右)と深見東州がデュエット

 世界最高峰のオペラ歌手が集う「東京国際コンサート」(主催=世界芸術文化振興協会)が18日、東京・渋谷区の新国立劇場オペラパレスで開催された。2回目となる今回は、グラミー賞を4度受賞している“世界最高のプリマドンナ”ルネ・フレミングの8年ぶりの来日公演に注目が集まった。

 世界的指揮者として知られるロベルト・アバドと東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団が奏でるモーツァルト作曲の歌劇「ドン・ジョバンニ」序曲で幕を開けた第1部。胸に響く演奏に続いて姿を現したのが、歌手兼MCとして出演した深見東州だ。「窓辺においで」(「ドン・ジョバンニ」2幕)に始まり、テレビ番組の挿入歌としても日本人になじみのある「帰れソレントへ」などを歌い上げ、会場は徐々に静かな興奮に包まれていった。

 時折コミカルな演出も交えて観客を楽しませた深見のステージが終わると、いよいよルネが登場する第2部がスタート。待ちかねた会場から拍手で迎えられたルネは、伯爵夫人役を演じて話題となった、歌劇「フィガロの結婚」のアリア「愛の神よ」、自身が最も好きな曲と語る「私のお父さん」など名曲の数々を披露。集まった1800人は世界中をとりこにした透き通った美声に心を奪われていた。

 そして、この日最高の感動はフィナーレに待っていた。ルネ、深見ら出演者全員が舞台に登場し、日本の代表的な唱歌「ふるさと」を熱唱。ルネが“日本人の魂”とも言える一曲を日本語で歌う——。この歴史的瞬間に会場のボルテージは最高潮に達した。

 さらにラストを飾ったのは、ルネが「こんな素晴らしい観客を前に歌えるのはうれしい。ぜひ一緒に歌ってください」とリクエストした映画「マイ・フェア・レディ」の「踊り明かそう」。ルネとのまさかの“デュエット”を堪能した会場からは惜しみない拍手が送られ、濃密な時間は幕を閉じた。

 オペラグラス片手に世界最高峰のクラシックに触れることができる「東京国際コンサート」は、日本音楽界の新たな風物詩となるかもしれない。

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