アイドルグループ「NGT48」が、世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2019」(8月2~4日、東京・お台場青海周辺エリア、以下TIF)に出演することが1日、分かった。この日、グループの公式サイトで「3日に出演が決定」と発表した。

 NGT48は1月、元メンバー・山口真帆(23)の暴行被害事件発覚後、通常公演はほぼ行われておらず、“開店休業”状態が続いていたが、TIF出演で本格的な活動再開になるか注目される。

 サイトでは「出演に際し、警備面やイベント運営面での協議を重ね出演が決定致しましたが、その準備に時間を要した為に発表が直前となってしまいましたことをお詫び申し上げます」と説明した。

 NGTは3日午前9時10分からスマイルガーデンのステージに立つ。AKBグループとしては、準備運動として、同ステージで午前9時45分から行われる「ラジオ体操」の前という“前座”扱いだ。

 NGTを巡っては、山口が卒業を発表した4月21日の「千秋楽公演」後、「チームNIII」と「チームG」の2チーム制を取りやめ、「1期生」と「研究生」として再出発することを発表。しかし、グループとしての表立った活動は、4月27日に行われたAKB48グループの「春フェス」に参加したのみだった。

 ただ、前日の7月31日のグループ公式サイトで、5月21日から全メンバーに禁じていたSNSの使用を、8月1日午後6時に解禁すると発表。NGT48劇場支配人の早川麻依子氏は「今後は皆様に喜んで頂けるSNSの運用をメンバー自身心がけていく所存です。また、メンバーが日々SNS更新の義務感に苛まれる生活を送ることなく、楽しくファンの皆様とコミュニケーションが取れる環境作りをスタッフ一同心がけて参ります。これからもNGT48への応援をよろしくお願い致します」と呼びかけていた。