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廃業寸前だった邦画界の星


 映画界で今、最も将来を期待される男をご存じだろうか?「サイタマノラッパー」シリーズの入江悠監督(32)だ。最新作「SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」ではこれまでの経験を全て注ぎ込み、最高傑作との呼び声も高い。明日の邦画を担う若き才能に突撃した。

――監督を廃業する寸前だったんだとか

入江監督:実は2009年に生活が行き詰まって、家賃さえ払えない経済状況に陥っていたんです。このころは邦画バブルの余韻が残っていたにもかかわらず、ほんの一部のメジャー映画会社以外の人間は食っていけない状況だったと思いますね。もちろん、ボクもそのうちの一人で(笑い)、どうせ食えないんだったら「最後の一本」を自主製作して、出身地の埼玉で地味に生活しようと(笑い)。

――それが…

入江監督:そう、バイトをしまくってためた虎の子の200万円をはたいて製作したのが、第1弾の「SR サイタマノラッパー」だったんです。何しろ100%自己資金なので、「自分が撮りたいように撮る」が最大のテーマでしたね。だからプロの名前のある俳優さんに出演してもらうよりも、自分が映画を始めた原点に戻って、当時の友達関係をたどって出演してもらいました。もっとも、プロの俳優さんに依頼する資金もなかったですけどね(笑い)。

――結果はスマッシュヒットでした

入江監督:自分でも最初は驚きましたよ。それまではどうやっても商業的な成功に結びついたことなんてなかったんだから。もちろん、第1弾では予算なんてないから宣伝もできてない。ヒットの要因は100%クチコミです。それでも、この種のインディーズ映画としてはヒットして、製作費も回収できました。ちょっとだけですけど、儲けも出たし(笑い)、埼玉の実家に引っ込まずに済んだから、よかったです。

――第3弾の今回は

入江監督:おかげさまで予算規模も当初の10倍以上になり(笑い)、しかもある程度までシリーズの固定客の来場が見込めるという、本当にありがたい状況での撮影だったのですが…。構想を練っている段階で東日本大震災が発生し、いろいろなことを考えさせられましたね。だから、前2作と比べてみると、第3弾だけが「番外編」的な内容になっているんです。

――リアルな暴力シーンが多いのに、死者は一人も出ません

入江監督:よくぞ、気づいてくれました(笑い)。もともと、ボクには死人が出ないとドラマにならないのか?っていう疑問があったんです。業界では「医療もの」「難病もの」のジャンルが代表的なんですけど、「そこを通らなくてもドラマになり得るんだぞ」と証明したかった。だから、子供のころに熱狂した本宮ひろ志さんの漫画みたいに男の世界を描きつつも、誰も死なないドラマにしてみました。

――今後は

入江監督:いただける仕事に全力投球するのはもちろんですけど、男の世界は描き続けていきたいですね。何しろ、男子高校卒なんで、女子のいる日常が想像できないんですよ(笑い)。

☆いりえ・ゆう=1979年11月25日生まれ、神奈川県出身。幼少時に埼玉県深谷市に転居し、高校卒業まで生活する。2002~03年にかけて、自主製作した短編映画がゆうばり国際映画祭・オフシアターコンテスト部門に2年連続で入賞。09年「SR サイタマノラッパー」がヒット。11年「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールが鳴り止まないっ」もヒットし、注目される。現在は初の連続ドラマ監督作「クローバー」(テレビ東京系、毎週金曜深夜0時12分~)が放送中。

(C)2012「SR3」製作委員会

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