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1位奪還の前田敦子に〝AKB電撃引退情報〟
2011年06月12日 13時00分

 AKB48の22枚目のシングルを歌う選抜メンバーを決める「第3回AKB48選抜総選挙」の開票が9日、日本武道館で行われ、絶対エースの前田敦子(19)が首位奪還を果たした。前回1位の大島優子(22)は2位と苦杯をなめたが、先月25日から約2週間にわたり世間を盛り上げた国民的イベントの裏では、両者の壮絶な火花の散らし合いがあった。周囲も気を使った2人の〝微妙な関係〟から、トップに返り咲いた前田の〝AKB電撃引退情報〟まで、本紙がキャッチした総選挙舞台裏をリポートする――。


 先月25日に発表された速報順位では2位だった前田だが、最終的には昨年の3万851票の4倍以上となる13万9892票を獲得し、2位の大島と約1万7000票もの差をつけた。

 悲願の返り咲きを果たした前田は「もちろん私が嫌いな方もいると思いますが、私のことは嫌いでもAKBのことは嫌いにならないでください」と貫禄のコメント。大島には「いいライバルでいてくれた。AKB48を一緒に支えていってくれたらうれしい」と呼びかけた。

 一方の大島は「あっちゃんはAKBの顔です」と返し、その後2人は熱い抱擁をかわした。

 AKBに無関心な層でさえ、知っているほどの〝国民的ライバル関係〟にある前田と大島。その2人の抱擁は歴史的瞬間だったが、ここに至るまでには女同士の猛烈なバトルがあった。

 芸能関係者は「この1年間、前田は大島とステージやスタジオ以外ではほとんど口を聞かず、シカト状態になった時期もあった。周囲もそんな2人に必要以上に気配りしていた」と明かす。

 別の出版関係者も「例えば前田の仕事場に大島が表紙になっている雑誌などがあったら、周囲の人間がさりげなく前田に見せないように雑誌を裏返すよう気を使っていた」と証言。同じ事務所に所属する2人の犬猿ぶりは知る人ぞ知るところだった。

 また、ライバル意識が強すぎるあまり、昨年の総選挙で不動のセンターの座を明け渡した前田は相当な落ち込みようだったという。「悔しい半面、ある種の虚脱感もあったのか、軽いうつ状態ではないかと周りが心配するほどだった。仕事をやる気が全く出なくなってしまっていた時期もあった」(2人に近い関係者)

 そうした態度が憶測を呼んだのか、今年の総選挙前には「開票日の9日にステージで前田敦子がグループ卒業を発表する」という〝AKB電撃引退発表〟のウワサが一部ファンの間で流れたほど。中には「1位返り咲きを花道に卒業」といったものまであった。

 結局、卒業情報はデマだったが、順位発表を待っている前田の尋常でない震えや過呼吸のようなむせび方は「さもありなん」という気配まで漂わせた。もっとも、周囲をハラハラさせ続けた仁義なき戦いは、最終的に極限まで高まった緊張状態から解き放たれたことで両者が歴史的〝和解〟。

 大島はこの日の舞台上で「第三者にはいろいろなことを言われる」と世間の雑音をけん制。前田も「世間から少しでも(センターと)認めていただけるよう私なりにがんばる」と決意表明し、ツートップの絆を確かめ合うように、涙を流し合いながら抱き合った。

 報道陣500人が集結する中で繰り広げられた芸能史に残る感動劇は、「新生AKB48」誕生の瞬間だったのかもしれない――。

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