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プロフィール
渡辺学
1986年入社。ゴルフ担当を経て89年からテニス、ラグビー、アメリカンフットボール、アマチュアレスリング、陸上、水泳、サッカーなどの取材に携わった。五輪は夏季2回、冬季3回を現地取材。2001年に運動部デスク、06年から文化部で社会面デスクを担当後、専門委員などを経て現在法務広報室長。早大卒。
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前国会議員に提訴された一市民が勝訴④
2014年09月15日

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(③より続く)

 

 森氏が主張した「記事一体化」について、志岐氏側はこう反論した。当該記事3本の投稿について、7月29日付のエントリー時点で後の2本は存在しておらず、8月11日付エントリー時でも同17日付は出ていない。最初の投稿から8月11日までの間に7本の更新があり、同日から17日までの間にも4本の新規エントリーがなされている。よって、当該の「各記事を一連の記事として閲覧することが一般人の普通の読み方であるとはいえない」。

 

 各記事の内容については、検察審査会や最高裁にまつわる疑惑・問題にふたをしたという森氏の変節、政治的姿勢を批判する論評であると説明した。仮に「事実摘示」であると解釈されるとしても、森氏側の主張する「事実摘示」と言うことはできないから、同氏の社会的評価が低下したとは言えないとした。

 

 2番目の争点である、志岐氏の側に違法性を阻却し、責任を問われない根拠が存在するかに関しては、まず、記事は国会議員当時の森氏の政治的姿勢がテーマで、投稿は公益を図る目的でなされており、誹謗中傷や人身攻撃に及ぶものではないと訴えた。内容の真実性、真実であると信じるに足る根拠は以下のように示し、違法性の阻却と免責が成り立つとした。

 

 ①森氏の著書から、同氏が過去に検察審査会の審査員を選定した最高裁を集中的に調べ、審査員の存在を疑い追及する姿勢を示したが、小沢判決直前ごろから捏造報告書による審査員誘導との主張をするようになった経緯がみられる②X氏との接触から得た証言が、同氏と森氏の密接な関係をうかがわせる。X氏は八木氏への同報告書流出も告白。報告書は森氏の関与なしに入手できないとの週刊誌記者の話もあり、流出に森氏も関与と認識した――。

 

 この件について森氏側は、記事の公益性は認めつつも、志岐氏が自身の主張を森氏に受け入れてもらえなかったことに対する「意趣返しとして行われたものにすぎないから、もっぱら公益を図る目的で(ブログへの記事投稿は)されたとはいえない」と訴えた。検察審査会に疑問の目を向けていたのも、同会が「実際に存在するという認識を前提に」してのことであり、審査員の選び方に問題があったと指摘していたにすぎないという。さらに、X氏とは「密接な関係にはなく」、同氏や週刊誌記者の話の信用性も否定。志岐氏の記事には真実性も真実であると信じる相当な根拠もないと断じた。

 

 では裁判所の判断は――(⑤に続く)



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