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プロフィール
渡辺学
1986年入社。ゴルフ担当を経て89年からテニス、ラグビー、アメリカンフットボール、アマチュアレスリング、陸上、水泳、サッカーなどの取材に携わった。五輪は夏季2回、冬季3回を現地取材。2001年に運動部デスク、06年から文化部で社会面デスクを担当後、専門委員などを経て現在法務広報室長。早大卒。
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東京マラソンの「準エリート」導入とその狙い
2014年06月28日

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 東京マラソンを主催する東京マラソン財団が27日、都内で理事会を開き、桜井孝次理事長(日本陸連顧問)の再任と2015年の第9回大会の開催要項を決めた。2月22日に開催される15年大会の“目玉”は、高レベルの記録を持つランナーの出場チャンスを広げる「準エリートの部」の創設。全国の提携大会の成績上位者への出場枠を新たに設け、競技力向上やマラソンへの関心を高めることを狙う。

 準エリートの部は定員1000人。47都道府県から各20人程度が提携大会の推薦により選ばれる。①マラソンは男子2時間55分以内、女子3時間45分以内②30キロで男子2時間00分以内、女子2時間45分以内③ハーフマラソンで男子1時間25分以内、女子1時間45分以内--が推薦目安。選手選定から大会参加まで「RUN as ONE-Tokyo Marathon」のプログラム名称で実施される。提携大会については「日本陸連公認大会、各都道府県陸協への意見照会など」という大枠が示されたが、具体的な発表はなかった。

 「抽選が厳しい中、一生懸命練習しても出られない人たちがいる。チャリティランナー、ONE TOKYOと間口を広げてきた一環として、準エリートの部を新しい項目として設けた。エリートには届かないけれど、(2時間)22分、23分と(エリート基準まで)もう少しの人~22分というのもすごい記録~が、一般とまったく同じ抽選になっている。僕らとしてはそこに新しい選手登録を行う」(早野忠昭レースディレクター、東京マラソン財団事業局長)

 東京マラソンのフルマラソン参加資格は一般とエリートに分かれ、エリートは14年大会でみると、フルマラソンで男子2時間21分以内、女子2時間52分以内という基準(ほかにハーフ、10キロロードも)があった。それ以下の、男子でいえば「21分のカベ」(早野氏)を突破できなかったランナーたちに抽選以外で東京を走るチャンスを与えようというのが「準エリートの部」。寄付金を払って抽選の枠外で参加する「チャリティランナー」、有料会員には優先参加の特典もある「ONE TOKYO」に次ぐ新カテゴリーということになる。

 提携大会は「各都道府県に1つ、2つをメド」(早野氏)に選定。「本当なら、走る前に大会を指定する」ところだが、初年度の今回はテストケースでもあり、事前の大会にさかのぼって適用される方向。13年1月1日から、15年大会の参加申込みが終わる今年の8月31日までの記録が対象となる。競技力の向上を掲げるものの、推薦にあたって年齢などは考慮されない。それまでの“抽選落選歴”も関係ないという。

 この制度には別の狙いもある。「事故防止。Aブロックからのスタートで落ご者が多いのは事実」(早野氏)。スタートにあたって参加者は記録順に各3000人程度のブロックに割り振られる。記録は自己申告制のため、最前方のAブロックに“実力不相応”の選手が入ってくる場合もあるようで、いきなり出遅れて事故を招く危険性が大会側で懸念されているという。そこに「準エリート」1000人を送り込めば、アクシデントのリスクも小さくなるというわけだ。

 一見すると結構な新カテゴリーだが、一般ランナーにとっては“狭き門”がますます狭くなる。フルマラソンの定員3万5500人は今回も変わらず。すでにあるチャリティランナー3000人の枠などに加え、新たに1000人が差し引かれるのだから、約10倍の抽選倍率は微増しかねない。実力もカネもない市民には、ますます高根の花となりそう。これまで募集枠がすべて埋まっていなかったチャリティ枠も「15年大会では3000人を達成するだろう」(手塚雅之事務局長)ということで、財団では16年の第10回大会をめどに、定員増加の検討も行っている。

 



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