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プロフィール
渡辺学
1986年入社。ゴルフ担当を経て89年からテニス、ラグビー、アメリカンフットボール、アマチュアレスリング、陸上、水泳、サッカーなどの取材に携わった。五輪は夏季2回、冬季3回を現地取材。2001年に運動部デスク、06年から文化部で社会面デスクを担当後、専門委員などを経て現在法務広報室長。早大卒。
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さいたまクリテは“ビッグ3”の争いでフルームV、別府も表彰、観客20万人
2013年10月27日

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 「3枚のジャージだ! こんなの世界で見られるのはさいたましかない!」

 

 現場の実況アナウンスの声が弾んだのは26日午後4時すぎ、世界最高峰自転車ロードレース、ツール・ド・フランスの名をフランス以外で冠した世界初のイベント「さいたまクリテリウムbyツールドフランス」のメーンレース(2・7キロX20周)のラスト2周だった。

 

 ツール総合覇者に与えられる黄色いジャージ「マイヨジョーヌ」のクリストファー・フルーム(28=スカイ)、同ポイント賞の緑色ジャージ「マイヨベール」のピーテル・サガン(23=キャノンデール)、世界選手権優勝者が袖を通す白の「マイヨアルカンシェ」のルイ・コスタ(27=モビスター)の大物3選手が集団から抜け出し、三つ巴の展開に。最後の最後に訪れた豪華すぎる展開。ツールの本場でも見られないかもしれないような光景に、実況アナたちは狂喜した。結末はフルームがほか2人を引き離してフィニッシュ。以下、サガン、ルイ・コスタの順で続いた。

 

 「強豪スプリンターのサガンがいて、勝てるとは思っていなかった。でも終盤に集団の動きがいい方向に転じたので勝てることができた。これはマイヨジョーヌの力なのかな」。そう振り返ったフルームは、2007年にツアー・オブ・ジャパンの第6ステージ(伊豆)を制しており、これが日本での2回目のレース。 「この雰囲気の中で勝つことができてうれしい。当時と比べると、はるかに自転車人気が高まっている。日本で今回のような自転車イベントができるとは、当時は想像もしていなかった。来年はツールを2連覇して日本に“凱旋”できればうれしい」と日本のファンの応援に驚きと喜びを語った。

 

 主催者発表によると、関連イベントを含めた来場者は20万人。台風の影響により一部関連イベントが中止になり、午後1時開始のポイントレースの途中まで雨が残ったが、3時にメーンレースが始まると青空がのぞいた。「2・7キロ、切れ目なく観客がいた」(新城幸也)という沿道の応援に、サガンも「とてもいい雰囲気だった。日本にまた来たい」と言えば、ルイ・コスタも「日本の大勢のファンの中で走れてよかった」とコメントした。

 

 メーンレースを終盤まで盛り上げたのは日本勢。フィニッシュ後に引退セレモニーが行われた42歳の福島晋一(NIPPO・デローザ)が先頭集団を単身で追いかけ、ひときわ大きい拍手を浴び、13周目では2番手まで上がり、最後は完走53人中14位ながら、抜群の存在感を示した。前日の取材対応で「自分のスタイルとして、気持ちを込めて情熱的に走る」と意気込みを示したツール経験者の別府史之(30=オリカ・グリーンエッジ)も16周目まで何度かトップを取ったが、車体トラブルで32位フィニッシュと順位を大きく下げた。それでもスプリンター賞と敢闘賞に輝き、福島とともに気を吐いた。

 

 日本選手で最も期待された新城幸也(29=ヨーロッパカー)は振るわず、ポイントレースも含めてまったく見せ場がないまま49位に終わった。「走っていて気持ちよかった」と応援の熱気を喜んだ一方で、レース内容については、苦笑いを浮かべて「何も言うことはない」を繰り返すのみ。「幸也はちょっとつらそうだった」とは福島の話。体調がよくなかったようだ。

 

 地元埼玉出身の太田真一(38)、井上善裕(38)ら競輪選手も参戦して花を添えた「さいたまクリテリウム」。元F1レーサーで自転車でも「チーム右京」を率いる片山右京氏の顔もあった実況放送席からは「ここは日本だよね、このメンバーは信じられない」「フランスがそのまま日本にやって来た」「みなさんは歴史の証人」といった感嘆の声が相次いだが、関係者によると運営面では課題も多いという。そのあたりは本紙紙面に書く予定。



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