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プロフィール
渡辺学
1986年入社。ゴルフ担当を経て89年からテニス、ラグビー、アメリカンフットボール、アマチュアレスリング、陸上、水泳、サッカーなどの取材に携わった。五輪は夏季2回、冬季3回を現地取材。2001年に運動部デスク、06年から文化部で社会面デスクを担当後、08年から両部の専門委員。早大卒。
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リオ五輪追記・伊調より先に五輪4連覇の女子
2016年08月26日

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 女子個人種目での五輪4連覇を世界で初めて達成したレスリングの伊調馨に国民栄誉賞授与の可能性が高まってきた。4年前に同賞を受けている吉田沙保里もできなかったことを成し遂げたのだから資格は十分。ところがこの快挙で「女子個人種目で初」ということが盛んに報じられたものの、「女子団体種目」はどうなのかという記事はお目にかからなかった。なので、ネット検索や記録集で調べてみた。

 

 団体戦といえば球技だが、個人競技でも陸上や競泳のリレー、アーチェリーや卓球、フェンシングなどにおける団体種目、バドミントンなどダブルスのある競技が、それに該当する。記録集を見ると「同一種目で最も連続して金メダルを獲得した女子選手」という項目を2000年刊行の「ザ・コンプリート・ブック・オブ・ジ・オリンピック・ゲームズ」というオーストラリアの大型冊子で見つけたが、最高は3連覇。同年シドニー五輪開幕前の時点で、体操種目別「床」のラリサ・ラチニナ(旧ソ連=56年メルボルン~64年東京)ら3人がいたが、別のデータによると、それ以降の大会でフェンシング・フルーレのアンキー・ファンフルンスフェン(オランダ=00年シドニーから08年北京)に吉田、伊調ら4人が加わり、そこからリオで伊調が一つ上に突き抜けた。

 

 結局、団体戦がらみの女子連覇記録への言及は見られなかったが、英文のウィキペディアで調べると、バスケットボール女子米国代表のリサ・レスリー(47)という選手が96年アトランタ大会から08年北京にかけて4大会連続で金メダルに輝いている。伊調以前に、「4大会連続の女子金メダリスト」はいたわけだ。レスリーは米女子プロリーグWNBAで活躍し、同リーグで初めてダンクシュートを決めた選手。バスケットボールの殿堂入りも果たしている。冬季競技ではアイスホッケー女子のカナダ代表が02年ソルトレークシティーから14年ソチまで4連覇中で、全大会に出た3人がやはり「伊調以前」に4大会連続金に輝いている。

 

 バスケの米女子代表はリオ大会も制し、アトランタから49連勝で6連覇を達成。だが、個人競技がおおむね記録やランキング次第で五輪出場を勝ち取れるのに対し、団体競技の場合は監督らに「選ばれる」という目に見えにくい関門をクリアし、かつ自分の力が突出していてもチームが勝たなければ話にならない。球技ではないが体操女子の団体でも旧ソ連が52年ヘルシンキから80年モスクワまで8連覇しているが、そのメンバーでは3大会連続出場が最高。そしてリオで伊調快挙の数日後、米女子バスケからダイアナ・トーラジ(34)、スー・バード(35)、タミカ・キャッチングス(37)の3人が「4大会連続金」に加わった。

 

 「金」に限らずメダルに広げれば、リオのクレー射撃・スキート女子で銅メダルのキンバリー・ロード(37=米国)がダブル・トラップとの2種目またぎでアトランタから6大会連続でメダルを獲得しており、夏季五輪の女子選手では史上初とみられる。

 

 さらにすごいのは男子で6大会連続の金メダリストがいること。伊調に関連して男子の個人種目4連覇は陸上のカール・ルイス(55)らの名が挙げられたが、前出の「コンプリート・ブック」によると、個人種目以外で同一種目の最長連覇はハンガリーのフェンシング男子、アラダール・ゲレビッチ(1910-91)という選手の6大会連続。サーブル団体戦で、22歳で出場した32年ロサンゼルスから戦時中の五輪不開催をはさんで、50歳だった60年ローマ大会まで連覇を果たした。この記録は不滅か…。

 

 

 

 



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