プロフィール
オフィス北野・プチ鹿島(ぷちかしま)
1970年5月23日生まれ。血液型O。時事ネタを得意とする。東スポ歴は中学から30年。TBSラジオ「東京ポッド許可局」、同局「荒川強啓デイ・キャッチ!」(月・水)、YBSラジオ「プチ鹿島の火曜キックス」、NHKラジオ第1「午後のまりやーじゅ」に出演中。著書には「教養としてのプロレス」(双葉新書)。




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江角マキコは最後まで女優だった
2017年01月26日

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「女優ことば」というのがある。

 
いや、私が勝手に名付けたのだけど、一旦気になったらテレビやラジオ・新聞等でちょいちょい見かける。

 
それは女優が最近のエピソードを語るときに出現する。

 
「先日、●●さんとドラマでご一緒させていただいて」

 
出た!女優ことば「させていただいて」である。

 
「ご一緒させていただいて」ではなく「ご一緒した」でよいのではと思うのだが、女優ことばはやけに丁寧。くすぐったい。

 
私は別に正しい言葉遣いをしろと言っているのではない。そんなことを指摘できるほどくわしくない。それよりも「させていただいて」からうかがえる背景が興味深いのだ。

 
先輩を引き合いに出すときに言葉足らずで失礼な奴と思われるよりも、むしろ言葉がたっぷりと足されていた方が「安全」だという気持ちが伝わってくるのである。言葉の用法的にはどうあれ。

 
「させていただいて」からは、「ザ・芸能界」の大仰さも見えて面白い。

 
女優ことばと言えば、今週は1枚のFAXが世の中に衝撃を与えた。江角マキコである。FAXの内容は不倫報道の否定と引退宣言。

 
《一部女性週刊誌において、江角が不倫を行っているとの報道がなされるようですが、相手とされている方とは投資金の返金交渉の相手方として、交渉のためお会いしているのであって、不倫関係などには断じてございません。事実無根の報道に対しては、法的措置を準備中です。》(本人FAXより)

 

この不倫報道に対する言及より、私は次の文面にしびれた。

 

《芸能活動を引退させていただく所存》

 

自身の引退ですら「させていただく」。

 

江角マキコは最後まで女優だった。女優ことばだった。

 

そういえば、江角がマネージャーに命じてある人の家に「バカ息子」と落書きさせたのでは?と報道されたこともあったが、あれも女優ことばに変換するなら「落書きさせていただく」だろうか。

 

最後余計なことを思い出してしまった。



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