プロフィール
オフィス北野・プチ鹿島(ぷちかしま)
1970年5月23日生まれ。血液型O。時事ネタを得意とする。東スポ歴は中学から30年。TBSラジオ「東京ポッド許可局」、同局「荒川強啓デイ・キャッチ!」(月・水)、YBSラジオ「プチ鹿島の火曜キックス」、NHKラジオ第1「午後のまりやーじゅ」に出演中。著書には「教養としてのプロレス」(双葉新書)。




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東スポのトレンドは「影絵」
2017年01月12日

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東スポを30年以上読んでる私ですが、記事の内容よりも読ませ方について思わず見とれてしまうことがある。

 
最近のトレンドは「影絵」だ。

 
ここ数年東スポを読んでいて感じることは、東スポはUFOやネッシーや人面魚という「未知」を一面にしていた時期から、最近は「次の薬物事件に登場しそうな有名人は誰か」のような、事件やスキャンダルに関しての「未知」にシフトしている。

 

同じ未知でも、よりシリアスでリアルな未知。これは読者の欲望が変化している証拠でもあろう。ネッシーで興奮する牧歌的な時代は終わってしまったのである。

 
そんなときに東スポに登場するのが「影絵」だ。

 
まず思い出すのは、2013年の7月24日付1面『スクープ 超大物シンガー 薬物中毒 吸引ビデオで闇社会から脅迫も』。

「ミリオンヒット連発 ソロでも活動」というヒントを並べ、ASKAの写真代わりに影絵で見せていた。
 


昨年では、

 

『シャブ捜査次なる標的 超超超 大物女優』(6月30日付)

 

『大物女性タレント 薬物黒い噂』(3月15日付)

 

『有名 芸能人シャブ夫婦』(8月3日付)

 

という見出しに、影絵がついていた。お家芸といってよい。

 

ここで味わいたいのは「いったい正体は誰だ?」と読者の興味をひきつける東スポの見せ方である。影絵が本人のリアルなシルエットかどうかというより、考えさせる点。

 
この読み方って読者側にとっては実はバカにできない。「ホントかよ?」と半信半疑で心に留め置くクセがつく。すぐにはのらない。で、後日ああ、あの記事のことかと気づくことも「ある」。

 
東スポを読んでいたらいつの間にか、白か黒かですぐに答えを求めすぎない練習ができていた。そう私は実感する。たくさんの情報があふれる今、有効な耐性をつくってくれたのかもしれない。

 
そんなことを考えていたら、新春早々に

 
『芸能人御用達 薬物売人は芸人』という見出し(2017年1月8日付)が飛び込んできた。「影絵」もあった。

 

しばらく心に留め置いておこう。



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