日本ハムは28日、小笠原道大ヘッドコーチ兼打撃コーチ(47)が契約満了に伴い今季で退団すると発表した。

 1996年のドラフト3位で日本ハムに入団した小笠原コーチは「ガッツ」の愛称と豪快なフルスイングで入団3年目の99年にレギュラーに定着。黄金ルーキー、西武・松坂のデビュー戦(4月7日=東京ドーム)の8回にプロ初失点初被弾となる2ラン本塁打を浴びせている。

 2007年にはFA権を行使して巨人へ移籍。14年には中日へと移籍し、15年で現役を引退すると、16年からは二軍監督を務めた。

 20年からは14年ぶりに古巣・日本ハムへと復帰。ヘッドコーチ兼打撃コーチとして、今季で退任の決まっている栗山監督を支えてきた。