不名誉な記録に並んだ。広島は16日の日本ハム戦(マツダ)に1―8の大差で敗れた。交流戦は3勝12敗3分けの最下位で終了。交流戦3勝は2015年のDeNAの3勝14敗1分けに並ぶワーストタイ記録。再びリーグ最下位に転落した。

 投打がかみ合わなかった。5月23日に新型コロナウイルスの陽性判定を受け、隔離期間を経て一軍合流した九里亜蓮投手(29)はこの日が復帰登板も5回5安打2失点。2番手のコルニエルが1回2失点(自責0)、3番手の中田が一死も取れずに4失点(自責2)と振るわなかった。

 打撃陣も日本ハム先発・伊藤から6回までに散発4安打で1点を奪うのがやっと。佐々岡監督は「昨日ああいう勝ち方をして今日につながればと思ったんだけど…」と話し「こういう結果で終わり、球場に来てくれたファンに申し訳ないです」と肩を落とした。