ヤクルトの山田哲人内野手(28)が4日、東京都内の球団事務所で契約交渉に臨み、新たに7年で総額40億円にも及ぶ大型契約でサインした。山田哲は今季、国内フリーエージェント(FA)権を得たが、行使せず残留を決めた。
プロ10年目の今季は94試合で打率2割5分4厘、12本塁打、52打点。そんな中でFA権を取得し、迷いがあったという。「自分の中では思いきって環境を変えたい、セ・リーグじゃなくパ・リーグに挑戦したいなという気持ちも正直あった」と明かした。
それでも「球団の誠意、愛をすごく感じた。監督、コーチ、選手、ファンの方から『残ってほしい』という言葉をいただき、自分は愛されてるなと感じた。自分の居場所はこのチームだなと思った」と来季以降もヤクルトでプレーすることを決めた。立候補して主将に就任する来季に向けては「勝ちたい。一つずつ勝って上を目指して頑張りたい」と意気込んだ。(金額は推定)