中日・根尾昂内野手(20)が13日に出場選手登録を抹消されることが判明した。

 この日午前、遠征先の広島から新幹線に乗り、明日14日から巨人3連戦(東京ドーム)が控えている中、東京入りはせず、名古屋で途中下車。グラブやバットケースなど大荷物を抱えて合宿所「昇竜館」に戻った。

 5試合ぶりにスタメン出場した11日の広島戦(マツダ)で、プロ17打席目にしてついに初安打をマーク。しかし、翌12日の広島戦(マツダ)は出場機会がなく、根尾についての質問に試合後、与田監督は「このオーダーは1、2番の機動力、そして中軸、レギュラークラスの良い形。これが良いんじゃないかと、そういう中で組みましたけど」と説明し、二軍落ちを暗に示唆していた。

 二軍では22試合に出場し85打数24安打、打率2割8分2厘、2本塁打、16打点と結果を残したが、一軍では6試合で15打数1安打、打率6分7厘と大苦戦。一軍の壁にブチ当たってしまった格好だ。