阪神ブルペンに頼れる“8回の男”帰還――。夫人の出産のため米国に一時帰国していたピアース・ジョンソン投手(28)が11日に再来日を果たした。

 今季58試合に登板し防御率1・38と際立った安定感で主に勝ちパターンの8回のマウンドを任されてきた右腕は、この日東京ドームで行われていた、CSファイナルS第3戦・巨人戦の阪神ベンチにそのまま“合流”しチームメートとも再会。試合も激戦の末に阪神が競り勝ったことで、13日に行われる第4戦以降の出場が可能になったジョンソンは「自分がいない間、チームが素晴らしい戦いをしてくれた」と笑顔。ギリギリで間に合った来日1年目のポストシーズンでのフル回転を誓った。