中日・松坂大輔投手(38)が25日、全国高校野球選手権・岩手大会の決勝戦に大船渡・佐々木朗希投手(3年)が登板しなかったことについて「監督さんも難しい判断だったんじゃないですかね。当然甲子園には行きたかったでしょうし、でも佐々木くんという宝物を壊すわけにはいかないでしょうし、難しいと思いますね」と語った。

「ファンとしては(佐々木を)甲子園で見てみたいというのはありました」という松坂だが「あの年齢であれだけのボールを投げられるという能力の高さには驚きますね。それと同時にあの年齢なので体の心配しちゃいます。ピッチャーだし」と佐々木のコンディションについても心配。あえて佐々木に連投をさせなかった大船渡・国保監督を気遣った。

 今年のドラフト会議で佐々木が複数の球団から上位指名されるのは確実。報道陣から佐々木がプロ入りした後の対戦についての質問が飛ぶと「それはちょっとまだ早いですね。僕が現役をやってるかもわからないので」とニヤリ。「平成の怪物」と「令和の怪物」が同じグラウンドに立つ日が来るのか、注目だ。