阪神の新外国人ジェフリー・マルテ内野手(27)が6日、ロッテ戦(ZOZOマリン)で先制打を含む3打点と活躍し、チームの交流戦初戦カード勝ち越し&貯金最多タイの6に貢献した。

 来日初の3打点を叩き出した助っ人は「初回のチャンスはチームにいいリズムをつくる意味でも大きな打席だった。自分の仕事ができてよかった。犠飛? 前に飛ばせば何か起こるとポジティブな気持ちでいった」とニッコリ。連続試合安打も「9」に伸ばし、打率も2割7分2厘(6日現在)と上昇した。

 前日5日の試合ではロッテの吉田祐太捕手(27)に「早く打席に入れ」など“因縁”をつけられ打席上でイライラを連発していたが、その吉田の前で見事なやり返し…。

 試合は延長10回一死一、二塁、糸井嘉男外野手(37)が決勝打を放ち、一番いいところを持っていかれたが、それでもマルテの存在感は日増しに高まっている。