夫婦ボートレーサー泣き笑い 力良&裕子の交換日記

<夫・黄金井力良>2年前にこのコラムの話をいただいた時は自分なんかがちゃんと書けるのか? ボートレースのことをしっかりと伝えられるのか?と不安でした。

 主にレース参加時の選手宿舎で書いていたので、成績がいいとスラスラ書け、逆に悪いとなかなかペンが進まずに内容も暗くなったりしていました(笑い)。

 その時に盛り上がっている話題やお客さんが気になっていることを“選手目線”で考えて書くようにしていたので、いろいろな選手に話を聞きました。

 初めて知った話もあって、そこで自分が勉強になることがとても多く、コラムを書きながら自分も選手として少しずつ成長できていたような気がします!

 コラムの連載が終わってもレースで成長している姿を見せられるように頑張ります。これからは皆さんに舟券で貢献したいと思います。とにかく今はA1級を目指して一走一走しっかりと走ることが目標です。

 毎レース舟券に絡めるように必死に走る姿を見てほしいです。レース場や新聞で僕の名前を探してもらえたらうれしいです。

 2年間、ご愛読ありがとうございました!

<妻・中西裕子>2年間も私たちのコラムを読んでいただき、ありがとうございました。コラムを書きながら改めて考えさせられることもあったので、とてもいい経験ができました。

 特に「ボート選手あるあるネタ」を紹介した回が印象的でした。普段から当たり前のように使っている言葉や行動でも「そういえば私たちレーサーだけ?」って思ったり、一般の方から教えられなければ気付かなかったこともあり、書いていて面白かったです。

 コラムを書くためにいろんな人から情報を集めるのもいい経験でした。普段は仕事の話以外あまりしない人ともコラムのために会話し、話が膨らんだりして、楽しい時間になったりしました。

 大変だなと感じたときもありました。私は携帯電話でコラムを書いてたのですが、子供たちが寝てからじゃないとゆっくり考えたり、ケータイを触ってる時間もなかったので、いつも締め切りギリギリになっていて焦ってました(笑い)。

 まだ下の子は2歳で手がかかるので、しばらくは夫に仕事を頑張ってもらい、私は月イチのペースでレースに出場。お互いに仕事が重ならないようにしてもらっています。

 正直、1か月おきのレースは毎回がフライング休み明けのようなもの。実戦の感覚がなかなかつかめません。でも、それを言い訳にせず、むしろ一走一走を大切に走りたいと思います。

 これからも応援よろしくお願いします!